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Author: k-1

みなさんこんにちは。いま、意外にもアナログレコードが密かにブーム再燃していることをご存知ですか? そもそもアナログレコードとは、塩化ビニルなどを主体とした樹脂製の円盤に、音楽や音声などの「振動」を刻み込んだ記録媒体のこと。 その「振動の振幅」を蓄音器やレコードプレーヤーで取り出して「増幅」することによって、音声や音楽を再生する仕組みになっています。 古くは19世紀、1857年にフランスでその雛形が生まれたそうで、その20年後にはあのアメリカの発明王エジソンが、世界で初めて実際に稼働するレコードを作り出したそう。 クラブミュージックをはじめ、さまざまな音楽のブームと共にアナログレコードも幾度かのブームを経てきましたが、デジタル音源の一般化した昨今、改めてその存在が再注目を浴びているとのこと。 リサイクルショップとして有名な「BOOKOFF」を展開するブックオフでは、20年4月時点でアナログレコードを扱う店舗は17店舗でしたが、ユーザーのリクエストにより、その取り扱いに力を入れ始め、2021年4月末時点で150店に達したそう。1年でおよそ9倍の取り扱い数になった計算です。 現在はPCやソフトウェア・アプリで音楽を簡単に楽しめるようになり、とても便利な時代にはなりましたが、自分のお気に入りの音源でアナログレコードが存在するならば、その魅力に再注目してみてもいいかもしれません。 アナログレコードには、デジタル音源にない音の厚みや温かみがあると言う評価も多いので、レコード音源に興味がある方は、一度レコードプレーヤーでその魅力を体験してみてはいかがでしょうか。 アーティスト活動のサポーターを集めるプラットフォーム「KIFF」登録はこちらから! KIFFをはじめる アイキャッチ画像 Photo by Kieron Mannix on Unsplash

皆さん、仕事でも創作活動でも、良いアイデアが出てこない時ってありませんか? そんな時は、ちょっと強引なやり方ですが、アイデアを捻り出す良い方法があります。 ご存知の方もいるかと思いますが、ブレインストーミング手法を開発したアメリカのアレックス・F・オズボーン氏によるアイデア創出法、「オズボーンのチェックリストの活用」です。 この手法は、今あるアイデアやメソッドのカタチや状態を無理矢理変えてみるものですが、思いもよらない良いアイデアとなることもあります。 主に以下の9つの項目でアイデアを変化させてみます。 転用 他に使い道はないか?応用 他からアイデアを借りられないか?変更 変えてみたらどうか?拡大 大きくしたらどうか?縮小 小さくしたらどうか?代用 他のもので代用できないか?置換 入れ替えてみたらどうか?逆転 逆にしてみたらどうか?結合 組み合わせてみたらどうか? 色々なパターンを機械的に当てはめて考えるだけで、今まで見落としていた新たな視点が生まれる事も。もしも良いアイデアが出てこない時こういった方法も試してみてはいかがでしょうか。 アイキャッチ画像:- Photo by Glenn Carstens-Peters on Unsplash

webが、情報収集・発信の世界として当たり前なった現代においては、アートについても無法無秩序なコピー行為が容易に行えるようになった。NFT(non-fungible token:非代替性トークン)技術は、そんな無法地帯となったWeb上の著作権・知的財産権に強力なルールをもたらしてくれるかもしれない。「この作品の元祖は自分」であることを保証できる世の中がくるかもしれないのだ。事実、様々な起業家や著名人がこの技術に注目・期待しており、NFTを利用したアート作品の売買価値はうなぎ登りであることは先日の記事で触れた。今回は、この技術が今後どれほど普及していくのか、可能性や課題について様々な記事に見られる考察や予測を紹介したい。 TechCrunchJapan 2021年3月01日「デジタル資産『NFT』をいまフォローすべき理由」by Cooper Turley, Nobuo Takahashi→投機対象としての一過性バブルが巻き起こっている事は否定できないが、この技術が定着する基礎が築かれていく可能性は高いと予想している。 CreatorZine(Webマガジン)2021年4月8日「次の未来につなげるために 変化への対応力とアートから考える、新しいサービスとの向き合いかた」by奥田将史→現状のNFTの課題や世間のネガティブな反応への理解を示しながら、新しい技術・サービスに初めから完璧なものはないと肯定し、この技術のもたらす新しい未来に期待している。 あたらしい経済(Webニュース)2021年3月12日「NFTは「アート業界」を変えるか?」by竹田匡宏→NFTによってデジタルアートへのアーティスト達の参入は加速し、マーケットに変革が起きていくと予測している。株式会社ANDARTのCEO松園詩織氏とスタートバーン株式会社 のCEO施井泰平氏のコメントもあり、二人とも課題はありながらも、NFTの登場はかつてなく大きなインパクトと変革であることは間違いないとしている。 みなさんは今後NFTによる世界の変化をどう予測するだろうか。筆者は、表現物の権利がデジタル技術によって当たり前に担保される時代がいずれ到来し、クリエイター達の生き方の可能性が大いに広がっていく予感がする。今後もNFTの情報には注目していきたい。 アイキャッチ画像:- Photo by Executium on Unsplash

近年、人気が高まっているライブ配信。17LIVE(イチナナ)の知名度も高く、instagramやTikTokもライブ配信機能を追加しており、クリエイターは配信する選択肢が多くある状態だ。ライブ配信は、2010年頃からツイキャスやTwitchでライブストリーミングとして普及し、同時期にYouTubeライブなども始まった。 動画ホスティングサービスと異なり、ライブ配信は視聴者とリアルタイムでコミュニケーションできる点が強みで、この強みを活かしたギフティング(投げ銭)がクリエイターにとっての収益減になる。 しかしながら、このライブ配信サービス、書き手がいくつかの情報を集計してみたところ、ギフティングのマージン(手数料)にバラつきがあったのでリストしてみたい(ギフティングのマージンについて公式情報を公開していないところもあるので、誤りに気づいた方は指摘してほしい)。 17LIVE:50%〜87%Tiktok:〜86%LIVE812:65%〜75%ShowRoom:65%〜70%ニコ生:30%〜50%Youtube:30%ツイキャス:30%instagram:0%(appleやandroidの30%手数料は配信者負担)Twitch:15%ポコチャ:時給制(¥30/時間〜) マージンが大きい順に並べたところ、その幅の広さに驚く。恐らく上位3件はスマホアプリのみなので、所謂apple税やandroid税(アプリ上のデジタルアイテム決済にかかるプラットフォーム手数料:30%)が含まれていると考えられる。それにしてもバラついている。これをみる限り、一番クリエイター寄りなのはTwitchだ。しかし、17LIVEやShowRoomは人気のあるサービスであり、これらを選択するクリエイターは多い。その理由を書き手なりに想像してみた。 クリエイター(配信者)にとって重要なこと 視聴者が多いこと視聴者の質が高いこと(好意的、場を盛り上げる発言が多い)ギフティングの発生頻度が高いこと 視聴者にとって重要なこと リアルタイムの反応(承認・ポジティブな評価)配信スケジュール(常に誰かが面白いコンテンツを出していること) これらがマージンよりも重要で、それに納得しているユーザーが多いというのが理由なのだろうか。間違いの指摘やご意見があれば、お問い合わせからご連絡を頂きたい。 アイキャッチ画像:- Photo by Jana Shnipelson on Unsplash

“ひらめき"の要素はどこにあるかわからない。世の中には“セレンディピティ(発見につながる幸運な偶然)"なんて言い方をする人もいるが、書き手の経験則からすると、新しい積極的な経験が、ひらめきにつながることが多いと思う。 その"ひらめき"のきっかけとなるかもしれないミュージアムがある。 4月3日、東京い有明にオープンするクリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」は観る、つくる、伝える体験を通して「”ひらめき”をカタチにする」ことをコンセプトとしている。 ロフトワークがプロデュースするクリエイティブミュージアムで、パナソニックセンター(東京都江東区)の旧RiSuPia(リスーピア)をリニューアルする形でオープンする。次世代人材(子供たち)の育成支援を目的とした施設のようだが、エンジニアリング、テクノロジー、メディアに関連するアーティストの作品もあり、都内で新しいインスピレーションを得る良い機会になるかもしれない。 関連リンク:- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000004703.html アイキャッチ画像:- Photo by Nijwam Swargiary on Unsplash

コロナの影響でライブやイベントは制限されている反面、"音楽業界全体"で見ると市場は成長している。アメリカの話だが、2020年、音楽業界の市場規模は2019年と比べて9.2%増え、約1兆3千億円を記録した。 と、いいつつ成長の8割以上はspotifyなどのストリーミングサービスであり、ミュージシャンにお金が流れているかといえば、そうではないように見える ストリーミングサービスは再生数に応じてアーティストに収益が分配されるが、有料ユーザーの月額課金と広告収益を再生回数の比率で分配することになる。すると、一部の知名度がものを言う構造になってしまうことは想像に難くない。 spotifyで言えば、全体収益の90%を上位43,000組のアーティストが受け取り、それ以外の650,000組のアーティストは(平均)約¥15,000/年の収益しか得ていないのが現状だ。どこの世界でもパレート(2:8の法則)は存在するので、これが“悪だ"ということはないが、書き手はもっとうまくできると考える(それがKIFFです)。 この現状に対して、音楽業界の構造全体に問題提起する形で、2020年5月イギリスでは#BrokenRecord という抗議運動も活発に行われていた。 さらに、このような現状を改善しようという取り組みをSoundCloudが始めた。再生数に応じた報酬だけでなく、"サービスのヘビーリスナー”を呼び込み、"且つそのリスナーに愛される作品を作るアーティスト"に報酬を増すというものだ。新たな分配システムは"Fan-powered Royalties"という。 SoundCloudは広く音楽製作者に開かれたサービスなので、一時のムーブメントに流されず、アーティストを支えられる制度に繋がっていくことを期待したい。 アイキャッチ画像:- Photo by Zarak Khan on Unsplash

TikTokの大流行を皮切りにショートムービーアプリは世界的に増え、大手SNSも類似の機能を実装している。 ショートムービーアプリ自体はTwitterのVine(2013年)と上海のmusical.ly(2014年)に始まったと記憶している。両サービスとも当時から凄まじい流行を見せていたが、その人気は高まり続け、2020年現在はmusical.lyを買収したTikTokが知名度やユーザー数で世界的にトップとなっている。 アメリカやインドでは、中国のサービスを排斥しようという動きがあったことで、多くの類似サービスが提供されている。 Triller(アメリカ)Dubsmash(アメリカ / ドイツ)Roposo(インド)Josh(インド)Moj(インド) また、instagramのリールやYouTubeのショート(動画)など、既存の大手SNSもショートムービー機能を実装して提供しており、Googleはショートムービー専用の検索機能の実装を目指しているらいしい。 コンテンツが溢れかえる世の中に置いて、自分で読むテキストや尺の長い動画は、正直辛い。。。今後、ショートムービーがコンテンツの主戦場となる可能性は高い。そこで、アート活動の表現先としてショートムービーを活用するとしたらどこで公開すべきか。。。? 書き手の個人的な意見としては、知名度を得るならユーザーが多いTikTokやインスタグラムのリールが良いだろうと思う。しかし、人と同じことをやっていては埋もれに行くだけかもしれない。。。そんな時はインドやアメリカのアプリに投稿してみるのは損ではないと思う。特にインドのショートムービーアプリはインドの世界観なので、見てみると"刺激"を得られるかもしれない(かもしれない!) そんな中、国内においては、本田圭佑氏が出資したことで話題になった、株式会社AbentryのショートムービーSNS、DORMがある。有名ビートメイカー・有名アーティストのDORMオリジナルビートや楽曲を利用し、自由に動画が作れるらしい。今後の成長に期待して、先行者優位を獲得しに行くのも良いだろう!ぜひチェックしてみてほしい。 関連リンク - https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000072129.html アイキャッチ画像:- Photo by Jakob Owens on Unsplash

昨今話題のNFT(non-fungible token:非代替性トークン)は、デジタル作品のオリジナルを明確にする。デジタル作品自体をビットコインのような暗号通貨として扱うことで、全ての取引が記録され、その記録は誰にも改竄(かいざん)できない状態になる。これによって、今この瞬間、誰がその作品の所有者なのかを明確にすることが可能になる。 世の中で広く鑑賞されているデジタル作品の所有者になれることに魅力を感じる人は多く、NFT市場はバブルか!というほどの盛り上がりを見せている。高額落札の例を以下に示す(カッコ内は取引されたプラットフォーム)。 Beeple氏のEVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS:約76.2億円(CHRISTIE'S)Grimes氏のDeath of the Old:約4,100万円(Nifty Gateway)せきぐちあいみさんのAlternate dimension 幻想絢爛:約1,375万円(OpenSea)AI SophiaのSophia Instantiation:約7,575万円(Nifty Gateway)Jack Dorseyの世界で初めてのtweet:約3.2億円(valuables) このNFTはアーティストにも魅力的な仕組みだ。今までは作品の初回落札時にしか収入がなかったのに対し、NFTでは転売取引される度にアーティスト本人に転売価格に応じたマージンが入る。評価が高まっていけば、本人が獲得できる収入も高まるという仕組みだ。 日本国内でもNFTに関連するサービスを提供するプレスリリースがいくつか発出されているので、以下にリストする(PRtimesより)。 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスコインチェック株式会社株式会社フィナンシェCryptoGames株式会社ZAIKO株式会社double jump.tokyo NFTで取引される作品はCrypto Artともいう。デジタル作品が長い歴史の中で苦しめられてきた複製・転載の悩みをNFTが解決することはできるか!!興味がある方は上記に示したNFTで取引できるサービスプラットフォームを、ぜひ調べてみてほしい! アイキャッチ画像:Photo by Executium on Unsplash