発信を頑張ってるアーティストの皆さん!その投稿、少しだけ分析してみませんか?
アーティスト活動でお金を稼ぐために、「発信」を頑張っている人は多いと思います。
1日10回以上、発信する人も少なくないですよね。
頑張ってる姿を見るとファンの方も応援したくなるし、何より、作品を見てもらう機会が増えるのが一番大事です。
発信といえば、ホームページやYouTube、ライブ配信、ファンクラブなど色々ありますが、みなさんが最も行うのはSNSへの投稿ではないでしょうか。
無料で投稿できるし、サクッと投稿できるし、ユーザー数が多ければ発信先として価値が大きいです。
ただ、このSNS投稿、闇雲に投稿するだけでは少しもったいないです。
打席に立って、ボールをしっかり見ないと、バットはボールに当たっていないかもしれません。
そこで、今回はこのSNS投稿の稼ぐパワーがアップする(かもしれない)ちょっとした工夫をご紹介します。
その工夫とは以下の2つのStepです。
Step1:投稿を見た人に“何”をして欲しいかを決める
Step2:“何”をしてくれた人の数を確認する
まず、Step1「投稿を見た人に“何”をして欲しいかを決める」から見ていきます。
今、あなたが投稿しようとしている、その投稿は、見てくれた人に何をして欲しいのでしょうか?
「いいね!して欲しい」「シェア(RT / リポスト)して欲しい」「フォローして欲しい」「作品を買って欲しい」、色々あると思いますが、最初はどれかに定めるとわかりやすいです。
“何”を決めたら、相手がそうしたくなるような投稿に書き直します。
例えば「いいね!して欲しい」のであれば、見た人が「いいね!」したくなる気持ちを意識して投稿を作ります。この時、自分の気持ちは半分-相手の気持ち半分で作れると良いと思います。最初は、ファンの方が何を求めているのかわからないと思いますので、実験的な内容から始めましょう。
そしてStep2です。投稿がどれくらいの人に見られて、どれくらいの人がいいねしてくれたのかを調べます。
「いいね!」の数は、調べなくても見えてますけど、この投稿を何人の人が見てくれて、そのうち何人の人が「いいね!」したのかを知りましょう。
Twitterであれば、投稿横の棒グラフボタン、instagramであれば“インサイトを見る“を押すと、その情報が見られます。
押して表示されるのはこの画面です。
インプレッション数というのが、投稿が見られた回数です(正確には表示された回数)。
上の例でいくと、Twitterは308回表示されて5人に「いいね!」されている。instagramは516回表示されて33人に「いいね!」されています。
Twitterのいいね率は1.6%(=5÷308)、instagramは6.4%(=33÷516)といえます。
「いいね!」を増やすにはインプレッション数を増やすのも大事な要素だということがわかります。
全ての投稿でこの数字を見ていくと、それぞれの数字の違いが見えて来て、どんな投稿が「いいね!」されやすいのか、とかどんな工夫をするとインプレッション数が増えるのかがわかって来ます。
これを繰り返すことで、「いいね!」される投稿をたくさん作れるようになるはずです。いや、なりましょう!
投稿を見てくれた人にして欲しいことは“何”かを決めることで、その投稿が“何”を成し遂げているのかを確認することができるようになります。
今後、SNS投稿する時は、ぜひこの辺りを意識してみてください。
また、KIFFでは、このようなStep1とStep2をの分析を僕らと一緒にやってみようというアーティストさんも募集しています。
もし「一緒に数字を見てみたい!」というアーティストの方がいらっしゃったら、ご連絡ください。
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